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経営哲学学会

第33回全国大会のご案内

テーマ設定の思いと大会へのお誘い

ご案内が遅くなりましたが、お許しください。
本年の大会は札幌の北海学園大学で、「企業不祥事とは何か」をテーマに9月6日と7日まで、澤野雅彦先生を大会委員長に、開催いたします。

6日の記念講演はニトリホールディングスの似鳥昭雄会長に、7日の特別講演は三戸公先生にお願いしました。

7月初旬にはプログラムをお届けしますが、これに先立ち、今ある情報をお届けします。
どうぞ多くの方に参加いただき、経営の重大問題である企業不祥事について議論したいと思います。

さて、次から次から出てくる企業不祥事、様々な会社がおこすだけではありません。

一つの会社が、時を置いて、幾度となく繰り返しています。なぜこのようなことになるのでしょう?繰り返し不祥事を起こした会社はついに独立した会社ではなくなってしまいました。

そもそも、そのほとんどが法的な不正行為であったのに不祥事(スキャンダル)と表現され企業不正にならないのでしょうか?

なぜ社会、すなわちマスコミばかりか我々自身もがこのことを受容してしまうのでしょうか(そのように見えるのです)?

企業の過ちに対してわが国の社会的な寛容性は高いということになるのでしょうが。

では、なぜでそうなるのでしょう。

このように考える私ども同様に、会員それぞれが違った疑問をお持ちのことと思います。

今回の大会で「企業不祥事とは何か」というテーマを挙げたのは、この経営上の現象が極めて不可解でかつ重要な研究対象であるがゆえに、それがなんであるか明確にすべきだと考えたからです。
もちろん、簡単に答えの出るものではないでしょう。
大会のテーマとして取り上げ、学会会員に、重要な問題として認識していただき、そのメカニズムを解き明かす努力に興味を持っていただきたいのです。

大会でおいでになる9月のこのころ、皆様は北海道の魅力あふれる自然や食べ物の誘惑に会われることと思います。
しかしながら、目指すは北海学園大学のそれぞれの教室です。そこでの、哲学的行為にこそ最大の喜びがあるのです。

会員の皆様お待ちしています。

  • 経営哲学学会 会長
  • 大会実行委員長
  • 大平 義隆
  • テーマ:企業不祥事とは何か

  • 大会日程:2016年9月5日(月)~7日(水) (5日は理事会)

  • 大会校:北海学園大学7号館(北海道札幌市豊平区)

  • 大会委員長:澤野雅彦 実行委員長:大平義隆